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更新日時:2016.12.23


小説 恋愛

完結 アモルファスたち

作品の長さ:90,724文字

(1)累計読者数:72

『僕らはきっと、結晶になれない非晶質《アモルファス》なのだろう――』

寒さを紛らわすように、僕とカサネはベッドの中でぴったりと体を寄せた。ただこうして抱き合ってお互いの鼓動を感じる。僕らにはそれだけで充分だった。

〔9万文字恋愛小説 ※全面改稿済み、完結〕

【あらすじ】山間の町、狐集に住む高校生の樹市は、同じ演劇部のカサネと曖昧な関係を続けていた。カサネとの恋愛に悩む樹市の前に、一年前から失踪していた父親が突然現れる。父と子の葛藤、幼馴染の結との愛憎、狐集に伝承する悲哀物語。運命に翻弄される樹市とカサネが最後に辿り着いた愛のカタチとは――。

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この作品のレビュー一覧

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恵瑠

2016.07.01 20:14

ネタバレ注意

丁寧な美しい情景が描かれるたび、切なさに心が震えた。出会う人も、その時に起きる出来事も、人生に無意味なものはないと思うけれど、樹一とカサネの出会いがもっと別の形であったなら、アモルファスではなくクリスタル(結晶)になれたかもしれないのに……。悲しみと切なさが流れ込んできて、読了後は涙が浮かんだ。でもきっと二人はこの出会いによって、いつかはクリスタルになる日が来ると思う。

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