Large

更新日時:2017.08.03


小説 / 青春・友情

完結 ベイビーちゃん

作品の長さ:11,183文字

(19)読者数:687

【第一回Kino-Kuni文學賞「コエヌマカズユキ審査員特別賞」受賞作品】

アメリカのミズーリ州にある古ぼけた田舎町。のんびりと時間は流れ、単調でなんの変化もない、そんな僕たちの住むこの町が、一度だけアメリカ中の注目を浴びたことがある。それは、マーマーレード色の髪のマリールーがファッションモデルの夢破れ、NYから生まれ故郷のこの町に帰ってきた翌年の夏のことだ。

前向性健忘――記憶を覚えていられないマリールーと友達になるために、ぼくらはお金を出し合ってインスタントカメラを贈った。そんなある日、町の画家ピカソの絵が紛失した……。

作品を読む

この作品のレビュー一覧

Small

柿ノ木コジロー

2018.12.01 23:03

遅まきながら。湖沿いの公園の三人、のどかな空気の漂う、まさに絵になる物語です。

惜しいと思ったのは長さのみでしょうか。もし長編にされるのならば、ベイビーちゃん、ピカソのそれぞれ『イケている』時代のエピソード、集う三人の個人的事情の細かいところ、かな…… しかし短いながらによくまとまった、そして感情を揺さぶる物語でした。また何かと読ませてください。

続きを読む

Small

花野未季

2018.05.29 11:39

僭越ながらレビューさせてもらいます。 青春時代のみずみずしい想い出が爽やかに切

り取って描かれ、上質なアメリカ文学を読んだ後の気分です。感動しました。 登場人物全てが愛おしく魅力的。大人になった少年たちや、ベイビーちゃんがどうなっているか、知りたくなりました。 自分も、こういうの書きたいんだよなあ…としみじみ思います。

続きを読む

この作品とコラボレーションしている作品

この作品とコラボレーションしている作品はありません。

Totop