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更新日時:2017.01.10


小説 SF・ファンタジー

完結 イカロスの翅

作品の長さ:2,000文字

(1)累計読者数:44

私は階段を踏み締めながら歩く。以前までの私ならば、きっと行動することも、考えることさえ放棄していただろう。かつて盲目だった目は開き、地を這うことを捨てた今の私が在るのは全てが彼のお陰だから。この地に蠢くだけの存在だった私を見出だし、その大きな手を差し出すと、横たわったままの私を自らの足で立たせてくれた。

 

「私」とは、だれ? 蠢く自我と崩れる螺旋階段。読む人それぞれに心象を投影してください。

 

Photo by Akihiro Itagaki

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この作品のレビュー一覧

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井川林檎

2016.11.30 20:28

一時だったとしても、その時間があるのとないのとでは、人生全体の輝きが変わる。

崩れゆく階段をのぼるようなもの、命とは。 だけど幸せな時間や愛は、確かに存在した……。

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