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更新日時:2017.02.05


小説 / 恋愛

完結 銀盤のフラミンゴ

作品の長さ:80,949文字

(6)累計読者数:243

【第17回ノベラボグランプリ最優秀作品】一瞬。ほんの一瞬、静寂さがこの広いスケートリンクを覆うと、ソレは少しずつ大きな音を立てはじめていた。まるで、レコード盤に針を落とした瞬間のように、耳障りなノイズが常にわたしに襲いかかってくる。あの音が堪らないんだって、よくお父さんは言ってるけれど、そんなアナログな「古き良き……」なんてモノに、わたしは興味なんて持てないわ。じゃあ、わたしの好きなモノっていったいなんなのかしら?わたしにスケートを教えてくれたお母さんは、よくわたしにこんなことを言っている……。

「スケートってね、小さな銀盤の箱庭で、ルールなんていう不自由さにもがきながら、必死に羽を広げて自由を表現するアートのようなものよ」

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この作品のレビュー一覧

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九藤 朋

2017.02.06 12:08

銀盤の上に燃える小さいけれど力強い炎が見える気がする。 そこにあるのは悩み苦し

む少女、マイノリティへの視線、そしてもがく人たちへのエールである。苦労し続けた先に。悩み苦しんだ先に。確固とした保障はないが、報われるものはきっとある。 今でも目を閉じれば見えるようである。 銀盤に舞うダーリーン。ナキハクチョウの羽ばたき。小さな野花。燃える夕景。

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Small

tomomi

2017.02.03 19:38

ネタバレ注意

ダーリーン、スコット、ランディ。3人の関係がどうなるのか、予想できなくて、ドキドキしながら読みました。最後、自分のスケートをランディに見せるシーンは、迫力があって飲み込まれます。健気なスコットがちょっと哀れで…幸せになってほしいです。

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