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更新日時:2017.01.19


小説 恋愛

完結 銀盤のフラミンゴ

作品の長さ:81,017文字

(2)累計読者数:104

一瞬。ほんの一瞬、静寂さがこの広いスケートリンクを覆うと、ソレは少しずつ大きな音を立てはじめていた。まるで、レコード盤に針を落とした瞬間のように、耳障りなノイズが常にわたしに襲いかかってくる。あの音が堪らないんだって、よくお父さんは言ってるけれど、そんなアナログな「古き良き……」なんてモノに、わたしは興味なんて持てないわ。じゃあ、わたしの好きなモノっていったいなんなのかしら?わたしにスケートを教えてくれたお母さんは、よくわたしにこんなことを言っている……。

「スケートってね、小さな銀盤の箱庭で、ルールなんていう不自由さにもがきながら、必死に羽を広げて自由を表現するアートのようなものよ」

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この作品のレビュー一覧

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唐瀬大

2016.12.27 15:34

ネタバレ注意

ダーリーンがランディとの交流を通じて、己を見つけ出すというのが、柱となっていますが、このランディがなかなかの曲者で、ときには衝突したりしながらも、ダーリーンが徐々に新たな目標を見つけていく過程が面白いです。単なるスポーツ青春ものにとどまらない魅力がこの作品にはあります!

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松本好信

2016.12.26 22:32

筆者の深い考察をふんだんに織り込み、分身である個性的な登場人物たちに想いを語らせ

、大胆に行動させ、そして読者への励ましに紡ぎ上げて行く印象を持ちました。押し付けがましく感じられないのは、読者を自身の考えで縛ろうとせず、共に歩もうとする、作家としての決意と愛情が根底にあるからではないでしょうか。

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