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更新日時:2018.07.22


小説 / 恋愛

完結 禿げ

作品の長さ:31,787文字

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蒲田拓郎は食品商社に勤めている独身の28歳だ。彼女いない歴は10年になる。仕事はバリバリこなす敏腕の営業マンだ。出世も同期の中では1番だった。しかし彼には大きな悩みがあった。それは20代後半から徐々に髪の毛が薄くなり【若禿げ】になった。最初は「つむじから次第に髪の密度が少なくなるように禿げ、その結果、頭頂部に地肌が出るが、後頭部と側頭部の髪は残る。この様子が河童に似ていることから俗に【カッパ禿げ】だったのだが、次第に残っている髪を伸ばして、禿げている所の上を覆うように、本来毛が生えている方向とは反対側に寝かせてジェルで固定した髪型を、毛がまばらになった隙間から肌が見えるのをバーコードに見立ててバーコード頭になり、最後は天辺禿げになってしまった。今から育毛、養毛、かつらを被るわけにもいかず開き直っていた。父親は58歳だが「髪の毛はふさふさ」している。お爺さんが、禿げていたので隔世遺伝だった。【禿げ】に負けてたまるかと逞しく生きる28歳の物語。

**「禿げ」は放送禁止用語にはなっていません。**

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