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更新日時:2021.08.17


小説 / 恋愛

連載中 雲間の眼

作品の長さ:6,703文字

(0)読者数:10

ーーある日、空にすべてを見つめる「目玉」が現れた。

 

それはこの世界と社会に、何の前触れもなく現れた超常であり非現実だった。

天体なのか、それとも未知の飛行物体なのか。

ただそれは「目玉」のような姿形を成し、何をするでもなく、空に浮かんでいた。

 

「ただ見られているような感じがするだけじゃないか。別に気にすることもない」

 

一人の青年は、世界に対して何もしない空の目玉に対してそう吐き捨てる。

青年は空の眼に呆れ、特別に意識することなく日々を過ごしていた。

だが、一人の女性と〝禁断〟の逢瀬を続けていくにつれ、空に浮かぶその眼から不気味な視線を感じていく……。

 

 

ーー見られている、ということ。

常にそれを、感じてしまうということ。

 

もし全人類が、どこにいても、なにをしてても、「何かに見られている」としたら?

 

むき出しにされた禁断の愛と罪と罰が、切なく不気味に映し出される。

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