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更新日時:2021.09.10


小説 / SF・ファンタジー

連載中 法術省 特務公安課 ‐第0章‐『法術概論』

作品の長さ:2,477文字

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ー2045年、誰でも魔法使いになれる日常が訪れるー

 

※この章は本編へ繋がる補完的物語です。

2020年、大気圏上での二つの隕石の衝突。人類は世界の終末を迎えようとしていたが、衝突した隕石は地球に衝突することなく散開。最小限の災害で事なきを得る。

それ以降、世界各地で火、水、風、地などの自然現象を意図的に発生させることが可能な人間、謂わゆる超常現象と呼ばれていた非科学的且つ説明不可能の現象を創造できる人間が増加していく。

 

国連は人間が発生させる、もしくはその事象に関連する行為・行動を「法術」と規定するが、新たな可能性を得た人々を抑止したことで国連への反発と批判は高まり、後に三大法術事件が起きてしまう。

 

2040年以降、世界は法術が日常となりつつあり、今や国の産業となっている。

先進国は法術利用に重点を置いた産業開発、資源開発、軍事開発に国の財を投資するようになっていた。

 

国内では官公庁に新たに法術省が新設され、以前までの官公庁の業務や事案にですら間接的に関与することが許可され、法術が国家に不可欠なものになっていた。

 

法術をデジタル化し、素質など関係なく適正さえあれば誰でもダウンロードができ、人生を豊かにできる。

世界では法術ダウンロード可決への賛否が騒がれていた。

人が魔法を使う。そんな話はもはや空想の話ではなくなっている。

しかし、法術犯罪も凶悪化の一途を辿るのだった。

 

法術省特務公安課の磐城は法術テロの被害者であり、弟を昏睡状態にさせたテロの重要参考人である「ブラックグローブ」を日々追い求めていた。

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