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神ノ児シリーズ

Cover04
SF・ファンタジー

神ノ児

私は人間が、何かわからない。

私はなんで私なのかも分からない。

 

“ねえ、私はなんなの?”

“さあね”

“私ってそんなに不思議なの?”

“さあな”

 

彼は笑って、私はため息をつく

Cover04

更新日時
2017.07.21

小説 / SF・ファンタジー

連載中風の丘に立つ少女

作品の長さ:505文字

(0)読者数:34

“あれからどれほど年月が経ったのか、それすらもわからない私は、いつまでも不明のままだ”

 

青々と地平線の彼方まで、茂る芝生その上に寂しくある小さな丘。

その丘には、大きな木の横に立てられた小さなブランコが今日も1人の少女によって漕がれ続けられる。

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