神ノ児シリーズ

SF・ファンタジー
神ノ児
私は人間が、何かわからない。
私はなんで私なのかも分からない。
“ねえ、私はなんなの?”
“さあね”
“私ってそんなに不思議なの?”
“さあな”
彼は笑って、私はため息をつく
小説 / SF・ファンタジー
連載中風の丘に立つ少女
作品の長さ:505文字
(0)読者数:34人
“あれからどれほど年月が経ったのか、それすらもわからない私は、いつまでも不明のままだ”
青々と地平線の彼方まで、茂る芝生その上に寂しくある小さな丘。
その丘には、大きな木の横に立てられた小さなブランコが今日も1人の少女によって漕がれ続けられる。