小説 / 恋愛
連載中 忘れ物をしたせいで
作品の長さ:2,027文字
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……夜の学校というのは、どうして、こんなにも……。
学校へ忘れ物をしてしまった私、幹原 鈴(みきはら りん)は、夜の学校を訪れていた。
本当なら、次の日に取りに来ればよかった。
でも、苦手な先生の宿題だったから、私は、つい、取りに来てしまったのだ。
取りに来たりさえしなければ、私はあんなことに巻き込まれることはなかったのに。
同じクラスの吉田清四郎(よしだせいしろう)が学校に残ってくれていたのは、きっと幸運だった。
私一人だったら、きっと、どうにも出来なかったから。
このお話は、忘れ物をしてしまった私が、吉田と一緒に遭遇してしまった非日常の物語です。
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