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更新日時:2016.08.09


小説 / 青春・友情

連載中 汗と涙のレーン

作品の長さ:36,529文字

(0)読者数:61

悟留(ごる)と戍汰登(すたと)は、言わずと知れた大の負けず嫌い同士。『悟留がもう一本走るといったら戍汰登はもう2本走る』『戍汰登がもう1秒速くなるといえば悟留はもう2秒速くなる』陸上競技という個人々々で競いあうスポーツをはじめたからこそできた強い競争心。そしてお互いをよく知っている親友だからこそ生まれた深い友情。そんな彼らが目指すのは、100m走でインターハイの頂点に立つこと。昨年、レベルの差を味わい2人は予選敗退で終わった。来年に向けてリベンジをしようと立ち上がりつつも、自分たちの力不足だと自覚し、今まで以上に過酷な練習に取り組んだ。『努力したかは結果が教えてくれる』その言葉を信じ、ついにリベンジの舞台に2人はたった。

楓夏(ふうか)と嘉奈(かな)は悟留や戍汰登の幼馴染。嘉奈と戍汰登は幼馴染であり恋人でもある2人。2人の恋は年を刻むことに深くなっていく。楓夏にとって悟留は幼馴染であり初恋の相手でもある大好きな男の子。しかし悟留は楓夏のことが大嫌い。恋人として付き合い楓夏。けれども、自分の気持ちを伝えられることができないまんま楓夏は17年目の人生を迎える。

青春時代の全盛期でもある高校2年生の陸上競技と恋を描いた青春スポーツラブストーリー。

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