小説 / SF・ファンタジー
連載中 束縛未来のカラストローフェ
作品の長さ:20,601文字
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2659年。突如として現れた竜と悪魔に対し各国は応戦するも虚しく敗退。
そんななか、唯一竜や悪魔といった未知の生物を倒すことのできる存在、〝使い手〟が出現したことにより、世界は不安定ながらも平和を取り戻す。
その翌年、東北の片田舎で一人の男の子が誕生する。
彼の名は、桐原基。
彼は、世界が壊され人類が滅亡する未来から、記憶のみが時空を超えてこの世界へとたどり着いた使い手だった。
2675年。使い手育成機関である国立国防大学付属特務科高等学校に入学した基は立ち上がる。この世界の未来が彼に託されていることを彼自身、知らぬまま……。
―すべては、大切な仲間を、愛する者を守るために。