小説 / SF・ファンタジー
完結 カラクリイズム
作品の長さ:20,440文字
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文明開化から数年。今や世は、大島財閥が行った絡繰人形の開発によって人々の暮らしはがらりと替わり始めた。
人形たちは、主に危険な場所での労働用・侍女・執事・遊女・愛玩道具として普及し、今や産業の五割は絡繰人形が担っているという世の中になった。
そんな中で暮らす、大島財閥の御曹司、大島尋定(おおしまひろさだ)はある日、情報屋から絡繰人形たちの失踪事件の依頼を受けることになり……。