小説 / 歴史・時代
連載中 忠臣蔵X(エックス)
作品の長さ:2,073文字
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赤穂浪士による吉良邸討ち入りの少し前、ひょんなことで現代にタイムスリップした吉良上野介(きらこうずけのすけ)はフラフラとさまよっていた歌舞伎町の花屋の店員が自分のことを話しているところに遭遇する。
吉良邸討ち入りのことを知った吉良上野介はあっさりと吉良邸に帰ることを諦め、歌舞伎町でホストの見習いを始めた。
一方、吉良上野介が見つからずに苦悩していた大石倉之助も、ひょんなことから現代にタイムスリップして、歌舞伎町の別の店でホストの見習いを始めた。
徐々に頭角をあらわす吉良と大石。
やがて、ふたりは店の存亡を賭けた女性客ブンドリ合戦へと自らの運命を託していくことになるのだった。