小説 / 恋愛
完結 な・つ・み~深愛の丘へ~ 前篇・竜が消える時
作品の長さ:109,642文字
(0)読者数:93人
暴力団組長の息子竜次と、その弟分秀之。
竜次が経営する「郷田商事」の中で荒れ果てた日常を過ごしていた二人の元に、ある日なつみという純粋可憐な少女がやってくる。
泥沼の中に落ちてきた無垢な輝きに戸惑いながらも、心惹かれ、自らの汚れに気付き、懸命にクリスタルガラスを拾い上げようともがく。
なつみの存在が二人の運命と生きざまを大きく変え、それぞれが自らの愛の形を見いだし成長していく。
三人の複雑に絡み合った愛と友情は、命を亡くしてもなお続いていく・・・。