小説 / SF・ファンタジー
連載中 パンドラの箱 〜其の者、最後の希望なり〜
作品の長さ:7,036文字
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「世界の為に死んではくれぬか? 」
魔法や剣術が発達した世界『アルビオン』。
アルビオン主要12カ国の内の1つエリュシオン王国の孤児院で暮らす主人公レヴィ・グラムは非凡な能力上"無能"と呼ばれていた。
ある日いつものように魔導学院へ行くと、
通称『白銀の女神』と呼ばれている魔術師、リリス・クロムウェルから世界最強の魔術師団『アヴァロン』への入団を命じられる。
訳のわからないままアヴァロンの拠点へ連行されたレヴィが、そこで聞いたのは、世界を脅かす人類史上、最も最悪な国際指名手配殺人ギルド"骸"の幹部にして大悪魔、ロフォカレと自分の命が共有されているという衝撃の事実だった。
真に世界を平和にするには自分の死が必要である。
そんな理不尽に定められた運命にレヴィは、自分の運命を変える為、そして自分の存在意義を確かめる為に、死に物狂いで運命に立ち向かって行く。