小説 / 恋愛
完結 Valentia
作品の長さ:57,164文字
(1)読者数:63人
とある小さな国の森の奥で一人暮らす薬師の少女・ウェルチ。
「彼女が調合した薬はまるで魔法のように効く」という評判から「魔女」とも呼ばれるウェルチの元に、ある日近くの町を治める領主の三男坊・ティオが訪れる。
ティオはどうやら薬の依頼に来たらしく、開口一番こう言ったのだった。
「うちの父が母にプロポーズする時に使ったという、勇気の出る薬を下さい!」
ウェルチはその薬を渡すに足る人物かどうか試すことにするのだが……?
薬師の少女と領主の三男坊のほのぼの恋愛譚?