小説 / SF・ファンタジー
連載中 レジェンドオブカーボニア
作品の長さ:2,159文字
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ある日、南の海に浮かぶ島国ナウィートに暮らす少年サヴェロのもとに空から卵の様な形をした銀色の物体が落下した。人間大の大きさの物体に、興味本位で近付くサヴェロ。
すると、銀色の物体が開かれ中には一人の眠っている少女と一振りの剣があった。
『私達を匿っていただけないでしょうか?』そう話しかけてきたのは少女ではなく、少女と共にあった一振りの剣の方であった。そのまま野ざらしにしておく訳にもいかず、サヴェロはその眠っている少女と喋る剣アイオスを連れて帰る。
家に帰り、目を覚ました少女メリダからサヴェロは驚くべきことを知らされる。
メリダは二千年以上昔に滅んだカーボニア王国王女であり、今まで宇宙空間で眠っていたとの事、そして、今現在メリダは何者かに追われているという事実であった。
時を同じくして、大国リモローク帝国が謎の少女メリダの後を追っていた。
サヴェロはメリダを助ける為、彼女と共に帝国の追手を振り払い、カーボニアの謎を解く冒険に旅立つのであった。