小説 / SF・ファンタジー
連載中 自給自足〜こんな異世界ライフなんてもう嫌だ~
作品の長さ:3,775文字
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お金もなく職もなく、当ても無く街中を彷徨っていただけの俺、詩星流維(うたほし るい)。そこに現れたのは自らを"あんかけ"と名乗る白いハトだった。
俺は迂闊にもこいつととある契約を結んでしまったんだ……お金を稼げる美味い話があるって言うから。
でも、なんだよこれ! お金稼げるって異世界でかよ! しかも現地通貨で百億稼ぐまで帰れいっておかしいだろ!
最初に貰ったものは無駄に広い『土地』と何故か『にんじんの種』、それとなんだかよくわかんない生活支支援システム『能力可視化装置』。これだけだ。
しかも……買い物禁止縛り付きっていうクソハードな設定付き、つまり全部自給自足しろってさ。
この世界……なんでこんなに、生きにくいんだよ!