小説 / SF・ファンタジー
連載中 無花果の呪い
作品の長さ:20,370文字
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人は、鬼とそれが使役する魑魅魍魎の脅威に晒されて生きていた。
険しい山の上にそびえる雉山城は三体の鬼と魑魅魍魎による襲撃を受けていた。
愛染は仲間である流川や長谷川とともに、城主の次男・総治郎と尼僧の彩を逃がすために刀を振るう。
しかし彼らの前には枇杷と蜜柑と名乗る二体の鬼が立ちはだかる。
守るべき者のため、自身の誇りと矜持のため、愛染は傷ついても進み続ける。
そして行く手に一体の鬼が現れる……
鬼と人の血と死に塗れた物語。
※残酷描写があります。※バットエンドです。※苦手な人はご注意ください。