小説 / SF・ファンタジー
完結 雑種化け物譚
作品の長さ:98,700文字
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エブリスタで「みんなのお勧め特集」に掲載された拙作の改稿版です。
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化け物の秘境ザインの山奥に棲む少年は、母を殺され里を追われる。
母の仇を殺したその日から何も食べられず、ぎりぎりの体で山を下りた少年が出会ったのは、人間の国の王女と供の忍の少女だった。
少年には自分以外のことを我が事と感じてしまう「故障した五感」が生まれつきある。それ故のヒト殺しの才能を持ち、血に染まる目には忍の少女が「キレイな黒い鳥」に観えた。
王女達は人間の国に帰るための危険な旅の途上だった。王女は少年に護衛を依頼し、少年は忍の少女――黒い鳥の代わりに手を汚すことを決め、苛烈な運命に踏み入っていく。
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※表紙絵感謝:香河様
Czero Cry/R. -registance-『赤い呪い』
since:2014.5 最新改稿:2021.1.25(第5版)