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更新日時:2026.10.01


小説 / ホラー

連載中 元祖天神大上屋

作品の長さ:276,356文字

(0)読者数:52人

舞台は現代、福岡・天神。

路上に看板が立ち、その脇にパイプ椅子と折り畳み机の簡素な店構えがあった。

店の名は「元祖天神大上屋」。

その店主、大上大介は、新米の拝み屋である。

師匠のもとをわずか三ヶ月で飛び出し、独立したばかりだ。

開業から一ヶ月が経つ頃、初めて看板からの依頼が飛び込んでくる。

依頼人は言う。毎日なにかが増えるのだと。

箸が増え、湯呑みが増え、靴が増え、──家人が増える。

この一件ののち、彼の手元には一冊の帳面が残った。

帳面に怪異を書けば、それは彼の力となる。

怪異は、彼にとって倒す相手ではない。引き取るものだ。

帳面には、怪異が載っていく。

彼がこの稼業を続ける限り、ずっと。

 

#怪異 #オカルト #現代 #職業もの #日常 #連作短編

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