お知らせ

2016.12.28

第 16 回ノベラボグランプリ「ミステリー」、最優秀作品を発表しました!

11 月に開催された第 16 回ノベラボグランプリ(ミステリー)の結果を発表します! 最優秀賞と最終候補作を合わせて 3 点選出いたしました。最優秀賞については、著者様とご相談の上、ディスカヴァーからの発売を予定しています。

最優秀賞

セピアメモリー 九条寓碩


ブラドの育った孤児院が、悪徳実業家クロムウェルにだまされて多額の借金を負い、閉鎖されることになった。ブラドは孤児院を救うため、十年ぶりに再会した旧友と手を組んで、クロムウェルから金をだまし返すことを決意する。
 
●講評
映画を見ている感覚でした。おもしろかったです。高い筆力のせいか最後まで一気に読めますが、お約束の展開か……という印象は残ってしまいました。詐欺ネタはパターンが出尽くしている感があるので、突き抜ける何かが欲しいですね。ところで、最後のシーンの50代の女性が気になります。ナナかな? 彼女がどう繋がるのかヒントが欲しかったです。
 
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最終候補作品

LoOp 虹乃ノラン
携帯の着信音が暗がりの中で鳴っている。おかしいな? 携帯はマナーモードにしてあるはずなのに……。まだ虚ろな頭のまま、近くにあるはずの自分の携帯電話を手探りで探そうとしたとき、それは突然起こった
 
●講評
4人の登場人物をめぐってストーリーがつながるという狙いは良かったです。ただ、4人の関係性が不自然でした。ちょっと無理矢理過ぎたかな。
 
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向日葵(ひまわり)の暗黒 平坂静音
孤独な主婦、里枝は自分の現状に疲れきっていた。住んでいる家にも夫との関係にも疲れ、唯一の望みは生まれてくる子どもの存在だけだと思っている。そんなとき偶然知り合った刑事から、かつて家の近くで子どもが死んだ事実を知らされる。
 
●講評
設定はおもしろかったです。不気味さと不穏さがよく出ていたと思います。あとは、人物描写にリアリティを持たせられたらもっと良くなるのでは。
 
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