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咎人の恋シリーズ

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咎人の恋

 かたや女性と見紛うばかりの美人ながら、ヤクザの組長の息子。

 もう一方は剛毅朴訥は仁に近しを体現するような強面の男。

 湘南台高校二年の蓮《れん》と薙《なぎ》はそれぞれの理由から、学内ではいつもクラスメイトたちに敬遠され、孤立していた。

 互いに、自分の孤立は理解できても相手方の孤立の理由がわからない。わからないから見つめ、そして強烈に魅かれた。

 やがて二人が十八になったばかりのころ、蓮の父親が死に二人は否応なく極道の世界へ足を踏み入れていくことになる。

 腐った世界で、騙し合い、蹴落とし合い、それでもなにかを護ろうとした、蓮と薙の物語。

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更新日時
2021.10.16

小説 / その他

連載中更新月蝕

作品の長さ:77,392文字

(0)読者数:36

月詠《ツクヨミ》

日本古来の神であり、天照《アマテラス》、須佐之男《スサノオ》と共に、日本神話の三神(三柱の貴子)とされているが、その活躍の記述は極端に少ない。

月を神格化した夜を統べる神であり、後に食物、豊穣の神ともされる。

性別は男性というのが一般的だが、その美しさや稀に表記される描写をみると女性ではないかと思われる部分もある。

一説には、実は女性であったが、姉神天照より美しく、妬まれたため、世間から隠され、男とされたとも言われ、またもう一説では、実は両性具有であったとも言われている。

 

不動明王

光の明王、多くの明王の中でも中心的な存在であり、五大明王の中でもリーダー格とされる。

煩悩を抱える最も救い難い衆生をも力ずくで救うために、忿怒の姿をし、その身体は醜い青黒い色で表現される。

忿怒の相は、我が子を見つめる父親としての慈しみ、

(外面は厳しくても内心で慈しむ父の愛)を表現したものである。

粗末な身なりも、高い立場からモノを言うのではなく、大衆の中で親しく過ごしていきたいとの願いからであり、他の仏とは違い、姿・顔が恐ろしげなのは、特に難化の衆生を救うことを目的に出しているからと言われている。

言うことを聞かない人々を、何とかしてやりたいという優しさが、忿怒の形相をとらせているらしい。

 

 

薙と蓮の想いを、薙のほうから描いた「日輪-にちりん-」です。

同じ話を、蓮のほうから描いた「月詠-つくよみ-」と対になっています。

 

あわせてお読みいただけると楽しめるかもしれません。

 

 

   ***

 

高塔《たかとう》蓮《れん》湘南台高校1年生

女性と見紛うばかりの美人ながら、ヤクザの組長の息子。

 

柳原《やなぎはら》薙《なぎ》同じく湘南台高校1年生

根は優しいのに、周囲からは熊かヤクザかと恐れられる強面の男。

 

それぞれの理由からクラスメイトたちに敬遠されていた二人は出会ってすぐ、強くお互いを意識した。

蓮と薙、二人の思いと立場を二人それぞれの方向から見た物語。

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