ちょっとだけ切ない短編集

完結紙とペンと復讐

著者 北きつね

作品の長さ：4,292文字

(0)読者数：40人

男は毎日、紙のペンでメモを取る

いじめられて自殺した娘。

自殺した娘の後を追った妻。

男は、毎日の仕事を続けている。

毎日同じことを繰り返している男は、心の中で決めている...

ちょっとだけ切ない短編集

完結隣の料理人

著者 北きつね

作品の長さ：4,287文字

(0)読者数：40人

料理ができない男女。もっぱら食事のスパイスは隣からの匂いだった。

隣からの料理の匂いが気になってしまう。

古いアパートでの日常。

仕事から帰って来て、自分は疲れて、弁当やカップ...

連載中鈴蛍

著者 クオン

作品の長さ：9,395文字

(0)読者数：41人

ある日、野田洋平のもとに訃報が届いた。幼馴染の親友で、恋敵でもあった男の死を知らせるものだった。

まだ、三十五歳である。自分と同様、独身だったことは知っていたが、重篤な病気という話は耳にしてい...

ちょっとだけ切ない短編集

完結白いフクロウ

著者 北きつね

作品の長さ：4,338文字

(0)読者数：32人

　最後の時を迎える少女。最後に、少女は何を望むのだろうか？

　終末医療を行う病院。

　彼の使者として、フクロウが彼女のところに来る。

　毎夜繰り返させる出来事は、痛み止めにうな...

ちょっとだけ切ない短編集

完結二番目の愛情

著者 北きつね

作品の長さ：4,328文字

(0)読者数：40人

　俺は父と母と血がつながっていない。その事を知らない事になっている。

　俺は明日、父と母と一緒に住んでいた家から出る。

　この家では、長男となっているが、俺は二番目に愛情を注がれるべ...

完結思い出の味

著者 北きつね

作品の長さ：1,376文字

(0)読者数：31人

　美味しそうに僕の大好きなホットドックを食べながら歩く姉さん。

　僕には、双子の姉さんが居る。

　双子だと思っていた姉さんだ。

　いつものように、ホットドックを買って、２人で食...

完結紙の街

著者 猩々飛蝗

作品の長さ：10,583文字

(0)読者数：32人

　表紙絵はさくらもちぃーさん!:https://twitter.com/motchi_0128

　主人公は何でもできる誰かしらとの確執で心を痛め、部屋に引きこもって一枚の絵を心のよりどころ...

完結バニーのあな

著者 松原凛

作品の長さ：17,908文字

(1)読者数：130人

クローゼットの奥に、女の人が横たわっていた。それは実際にはほんものの人ではなく、人形だったのだけれど、暗がりで、物音ひとつない場所で、私には一瞬、そう見えた。

完結マトリョーシカのおなか

著者 松原凛

作品の長さ：17,378文字

(0)読者数：109人

二十八年間も、母はいったい、何を待ち続けていたのだろう。

ちょっとだけ切ない短編集

完結紡がれた意思、閉ざされた思い

著者 北きつね

作品の長さ：97,012文字

(0)読者数：109人

　尊敬する上司と頼れる仲間。何もできない私。でも、私はここで生きていきます。

　火消し部隊。

　システム屋の中に有っても異色な部隊。

　専門職が強いIT業界にあって、その専門家の中...