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特集・イベント

ノベラボグランプリ受賞作品 3 タイトル同時発売

2016.7.1

受賞作に編集を加え、ディスカヴァーより電子書籍として発売しました。3 タイトル同時発売です。

第3回優秀賞受賞作品
[電子書籍]妄目 Larme/著 800円


成人式を迎えた彩は2年前に自殺した親友・静を忘れられないでいた。「怖いと思うものが、黒く見える」成人式後の同窓会でそう言っていた同級生が、ひとりまたひとりと不可解な死を遂げる。彼らは皆、静の死に関わった者たちだった。恐怖の果てに彩を待つ驚きの結末とは……。
 
●講評
「ホラー」小説として、ストーリー構成がよくできていた。短編であるが、リズムがあって、読者を引き込む力がある。また、単に「恐怖」だけでなく、主要人物らの狂気も最後に明かされるのはサスペンスとしても面白かった。「静」の怖さやスプーンの演出が前半から出てくると、より迫力が出てくるだろう。
 
>> [電子書籍]妄目
>> [ノベラボ]妄目
 

第4回優秀賞受賞作品
[電子書籍]五月の桜はさよならの式日(旧タイトル:夢の遊眠と有限な悠日) 木村椅子/著 800円


街の便利屋・甘木央朗。12年前に死んだはずの恋人・悠乃が目の前に現れたことによって、彼の悠長な日常は変化しはじめる。悠乃の存在は央朗の心を揺らがせるが、しかし彼は、どうしても彼女を「恋人」として見ることができないでいた。
 
●講評
ストーリー展開、人物描写ともによくできていた。恋愛以外にもファンタジーやコメディーといった複数の要素がバランスよく組み合わされていて、読者を飽きさせない。結末がどちらかに転ぶのか予測ができず、最後まで楽しむことができた。「調整者」の設定や悠乃が世界に与える影響など、あいまいになっている細部をもう少しつめると消化不良感がなくなると感じた。
 
>> [電子書籍]五月の桜はさよならの式日
>> [ノベラボ]夢の遊眠と有限な悠日
 

第6回優秀賞受賞作品
[電子書籍]ダイヤモンド・ゴースト 川内祐/著 800円


光の中に戯れる二人の女性を写した撮影者不明の写真。街の探偵・中本稔は、それだけを手掛かりに、そこに写った女性を捜す依頼を引き受ける。
 
●講評
論理性や推理の進展のタイミングなど、読者を納得させてひきつけるスキルがあり、文章も非常に巧みだった。スマホを利用した謎解きは新鮮で、新たなパターンを拡げるものだった。解決までの道のりが順調すぎてご都合主義的な部分があったところ、ラストの展開が淡泊だった点など、改善点は複数あるが、それらを見直せばさらに面白い作品になるだろう。
 
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