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第 23 回ノベラボグランプリ 結果発表!!

2017.8.1

6 月に開催された第 23 回ノベラボグランプリ(オールジャンル)の結果を発表します! 最優秀賞と最終候補作を選出いたしました。今回は、歴史小説と SF の 2 作品が W 受賞となりました。最優秀作品の 2 点については、最優秀賞については、著者様とご相談の上、ディスカヴァーからの発売を予定しています。

最優秀賞

怨火問答 ~幕末陰聞 山南語り~ 猛士


徳川家顧問である天宿博士・東辺明晴を襲う、謎の黒天狗面の集団。背後で蠢くは、長州か薩摩か。或いは……。事件を追う新撰組副長・山南敬助の前に現れるのは、捨てたはずの過去。山南敬助の将門流陰陽術が、歴史の陰を斬る!
 
●講評
設定、プロット、筆力、相変わらず高いですね。ただ、終わり方が強引でした。無理矢理終わらせてしまった印象が残ります。猛士さんならもっとプロットが練れるはず。期待しています!
 
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ターミナル・マター ヰ戸英壱


とある実験が行われる。偶然、その実験に参加しなければならなくなってしまった少年。様々な人間の思いや願い、そして祈り。そこから導き出される実験の結果とは。そして、真の目的とは。
 
●講評
プロットはすごく良かった。ただ、素粒子関連の話が難解でした。ありえない話を本当っぽく書くか、逆に“ありえない話”と割り切って書ききるか、どちらかに振って書けるスキルが欲しいところです。格闘シーンなど読み応えがあったので、全体の書き方を工夫すればもっともっと良い作品になります
 
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最終候補作品

〝恋〟という名の現象 しとね
高校に入学した向坂悠平は、校則を破り喫茶店でアルバイトをしていた。ある日、学園内で正義の味方と評される先輩がやってきたことで、美術室前に置かれた机の謎を知る。暇つぶしにその謎を解いていると、思わぬトラブルに巻き込まれ――。
 
●講評
筆力、高いですね。ぐいぐい読めました。ただ、謎のスケールが小さすぎた点が残念。プロットや構成を工夫すれば、もっともっと筆力が活きてきます。
 
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対岸に沈む 来流羽来
不完全で未熟でそれでも懸命に迸る【生】と【命】。赤と青の物語。
 
●講評
シンプルな展開が、文体にあっていました。母親の異常性もこの話を際立たせていましたね。ただ、ところどころの過剰な形容表現に違和感を持ちました。シンプルな言葉のほうが効果的な場合もあります。
 
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自殺写真家 中釜あゆむ
死者と深く関わった人間に送り付けてくると言われる自殺写真。都市伝説として知られる自殺写真家の正体を暴くべく、記者の菊は真相を確かめるため究明し、やがて対面した時――。
 
●講評
自殺写真を撮る写真家の話。設定は面白いですが、表現がワンパターンなのが気になりました。描写のスキルを磨けばもっと良くなります。
 
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親愛なるあなたへ ヒロハル
保険会社に勤める柳瀬拓郎は、ある日、出社早々に突然の異動を命じられる。「資料管理室」と呼ばれるそこは、所謂リストラ対象者のための部署だった。会社からも妻からも必要とされていないような扱いを受けた拓郎は、自分の居場所を探すために家を出た。
 
●講評
ビジネス小説を思わせる出だしが良かったです。人生相談になったあたりから、ストーリーが単調に感じました。正論ばかりだと魅力が半減してしまいます。
 
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▼ 過去の受賞作品

第 22 回「サスペンス」
第 21 回「コメディ」
第 20 回「アクション」
第 19 回「お仕事小説」
第 18 回「歴史・時代」
第 17 回「恋愛」
第 16 回「ミステリー」
第 15 回「SF」
第 14 回「青春・友情」
第 13 回「ファンタジー」
第 12 回「オールジャンル」
第 11 回「旅・旅行」
第 10 回「家族」
第 9 回「ビジネス・経済」
第 8 回「卒業」
第 7 回「歴史・時代」
第 6 回「ミステリー」
第 5 回「SF」
第 4 回「恋愛」
第 3 回「ホラー・サスペンス」
第 2 回「青春・友情」
第 1 回「ファンタジー」

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