【重要:お知らせ】ノベラボ サービス継続のお知らせ

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特集・イベント

第 27 回ノベラボグランプリ 結果発表!!

2017.12.27

11 月に開催された第 27 回ノベラボグランプリ(青春・友情)の結果を発表します! 最優秀賞と最終候補作を選出いたしました。最優秀賞については、著者様とご相談の上、ディスカヴァーからの発売を予定しています。

最優秀賞

該当作品なし
 
残念ながら今回は、最優秀賞の該当作品は無しという結果となりました。
 
 

最終候補作品

貝殻の肖像 津木野由芽
少年は世界を軽蔑していた。少女は変化を恐怖していた。だからその姉弟は貝殻のなかから外界を眺めていた。けれどもふたりの平穏は、父の恋人の出現により、ゆっくりと蝕まれていく。これは、思春期の終わりの物語。
 
●講評
再婚する父とその子どもたち。スノッブな雰囲気をまとった作品ですが、それが徹底されているわけではないので、中途半端な印象が際立ってしまいました。また、言葉の選択に凝り過ぎて、伝えたいことが不明瞭な部分が散見されました。あえて言葉を省略するなど、言葉に頼り過ぎない姿勢が時には必要だと思います。
 
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オリオンの残した涙 月紫
中1の夏休み、父親の暴力から身を守るため祖母と一緒に暮らすことになったたかせ。その土地では夜な夜な少女の幽霊が出るという。散歩先で少女の幽霊と遭遇するたかせ。次の日たかせは謎の不登校の少年ひなたと出会う。ひなたは少女の幽霊は自分の死んだ妹の幽霊だと言うのだった。一夏に起こった2人の少年の切ない青春ミステリー。
 
●講評
祖母に引き取られた少年。DVという重い題材に取り組んでいました。その意気込みを感じるだけに、もっともらしい形でまとめてしまったラストが物足りませんでした。ありがちなパターンに頼らず、自分なりの思いを掘下げて表現してほしかったです。
 
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ポストファミリー 川内祐
毎週ポストに投函される折りたたまれた一枚の手紙。その手紙には、宛名も差出人も書かれていない。山間部の郵便局に異動してきた浅井は、謎の手紙と前任者の丑松との関係を探り始めた。
 
●講評
実家に戻った郵便局員。不思議な手紙の謎ときで明らかになる人々の過去。いい着想だと思いますが、プロットをもっと練って読者を惹きつける必要があると思います。
 
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氷点下ガール 荘田一夢
ジローは、だれも住んでいないはずの、肉屋だった隣家に侵入する。そこにあった冷凍室には電源が入っていて、凍えるほど寒い中に、裸の女の子がいた!
 
●講評
冷凍室に住む少女を見つけた少年。とてもシュールな寓話といったところですね。説明し過ぎずに、シンプルな展開にしたのがよかったと思います。登場する大人たちすべてが、少年にとても理解があるという設定には、少し違和感がありました。
 
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秀凡謳歌 綾月 宮司
幼馴染の四人は高校生活を楽しく謳歌する――はずだった。校内で発生し続ける盗難事件。それをきっかけに四人の謳歌する青春は少しだけ歪んでしまう。緩やかで、不確かで、少しだけ壊れた青春ミステリー。
 
●講評
4人の幼馴染の友情。ベタではありましたが、ミステリーの要素を取り入れた構成がよかったと思います。ただ、ストーリーにはまだ粗さがあり、わかりにくい描写も目立っていました。そのあたりをブラッシュアップすれば、かなり良くなると思います。
 
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▼ 過去の受賞作品

第 26 回「料理・グルメ」
第 25 回「ファンタジー」
第 24 回「夏」
第 23 回「オールジャンル」
第 22 回「サスペンス」
第 21 回「コメディ」
第 20 回「アクション」
第 19 回「お仕事小説」
第 18 回「歴史・時代」
第 17 回「恋愛」
第 16 回「ミステリー」
第 15 回「SF」
第 14 回「青春・友情」
第 13 回「ファンタジー」
第 12 回「オールジャンル」
第 11 回「旅・旅行」
第 10 回「家族」
第 9 回「ビジネス・経済」
第 8 回「卒業」
第 7 回「歴史・時代」
第 6 回「ミステリー」
第 5 回「SF」
第 4 回「恋愛」
第 3 回「ホラー・サスペンス」
第 2 回「青春・友情」
第 1 回「ファンタジー」

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